ぱちんこ広告協議会が9月理事会を開催
遊技通信2021年10月14日
ぱちんこ広告協議会(PAA)は、9月29日に理事会を開催し、会員に向けて業界動向の共有や担当理事によるワーキンググループの活動報告を行った。
冒頭の挨拶で大島克俊理事長は、同協議会との共催で8月に開催されたMIRAIぱちんこ産業連盟主催の勉強会を振り返り「この勉強会をきっかけに今後の業界広告の在り方を多くの人が考え、少しずつみんなで良い方向に変えていけたらと思っている。6期目に向けてPAAとしても積極的に関わり、ひいては会員企業の活動の活性化につながるようこれからも取組んでいきたい」と述べた。
続いて行われた業界動向共有では、相談役の篠原弘志氏から緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置に移行するにあたって法律的視点の疑問点が提示されたほか、10月1日から始まったIR(統合型リゾート)区域整備計画認定の申請状況や適格請求書発行事業者の登録申請開始に伴う業界内の動向などが解説された。アドバイザーの茂木欣人氏は、来年登場予定のスマートパチンコとスマートスロットの動向を解説。施工業者不足による導入の遅れが懸念されると指摘したほか、緊急事態宣言の解除後も高齢者層の日常生活からパチンコが離れてしまっている可能性やインボイス登録の影響考察を進めている状況などが共有された。
活動報告では、ギャンブル等依存問題検討WGのセミナーチームが6期の計画として、依存対策に関するセミナー開催や業界内外への情報発信の活性化をはじめ、都府県方面遊協など他団体との連携強化を進めていくとしたほか、そのほかのグループからも今後予定されている活動計画が報告された。