兵庫県遊協 新理事長に平山龍一氏
アミューズメントジャパン2020年7月14日
兵庫県遊技業協同組合は7月10日、神戸市内のANAクラウンプラザホテルで総会を開催。
冒頭挨拶に立った岡本芳邦理事長は、県内で、県からの休業要請に従わずに店舗名を公開された後も営業を続けた3店舗が5月に全国初の(特別措置法45条3項に基づく)休業指示処分を受けたことに言及し、「組合店舗の99.2%にあたる380店舗が休業している中での、3店舗に対する全国初の指示処分を理事長として重く受け止めるとともに責任を強く感じている。パチンコ・パチスロ産業21世紀会の総会において、警察庁の小堀保安課長が講話でもこれに触れた。これを真摯に受け止めている。業界としての社会的責任を果たすため、依存問題対策要綱に定められた事項に基づき、依存症対策を着実に進めていくことが、業界の信頼を得るための一歩ではないかと考えている」と述べた。
総会では、組合による休業要請および県知事による休業指示(行政処分に相当)に従わずに営業を継続した神戸市内の3店舗に対する除名処分の是非を議案とする臨時総会を開催することが可決された。同3店舗は5月7日付けの脱退勧告を不当と主張している。
任期満了にともなう役員改選が行われ、辞意を表明していた岡本理事長の後任に平山龍一氏が選任された。平山新理事長は「新型コロナウイルス感染症拡大防止対策、依存症問題対策、新規則遊技機への円滑な移行に伴う対応など、業界にはいろいろな問題が山積している。このような中で大変なプレッシャーを感じながら、やりがいも感じている。皆様と一緒に、この新執行部で前進していきたいと考えています」と抱負を述べた。