山口県遊協が通常総会で上程4議案を書面で決議
遊技通信2020年6月18日
山口県遊協(金栄作理事長)は6月11日、山口市内の遊技会館で2020年度の通常総会を開催し、上程4議案をすべて書面により可決承認した。
1号議案の昨年度事業報告承認の件では、パチンコ・パチスロ依存問題への対応として、安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度の推進をはじめ、リカバリーサポート・ネットワークへの助成、依存問題対策ガイドラインの活用のほか、毎年恒例となっている県内を走る路線バス側面への「のめり込み防止標語」の掲出活動が報告された。また、3月に予定していた県独自のファン感謝デーを新型コロナウイルス感染拡大防止のために延期したことも報告された。
一方、今年度事業計画においては、昨年度に引き続き依存問題への対応を最優先課題と位置付け、アドバイザー制度の定着化をはじめとした各種啓蒙活動に取り組んでいく方針を掲げた。また、今年度の基本方針ではパチンコ・パチスロファンの回復・拡大など4項目を掲げたほか、継続的推進事項として、適正な広告・宣伝の実施や置き引き防止対策の推進、子どもの車内放置事案防止対策の推進など10項目を策定した。
さらに2号議案の役員補充選任の件では、柳井地区組合の工藤裕次朗理事の退任に伴い、新たに川井博幸氏の理事就任を承認したほか、新監事として熱田康弘氏を承認するなどした。なお、山口県遊協では6店舗の廃業・脱退があり、現在の組合加盟店は115店舗となっている。