全商協が総会、パチンコ中古機流通量は微減
遊技通信2020年6月16日
全商協は6月9日、都内の全商協会議室で第32回目となる通常総会を開催し、上程された3つの議案全てを承認した。
2019年度(2019年5月1日〜2020年4月30日)概況報告では、主要事業である中古機流通事業について伝達。確認証紙公布状況では、件数で50万2,776件、台数で76万5,568台にとどまった結果、件数台数とも前期の97.6%水準と微減した。このうち、4月のみの公布状況を昨年の同時期と比較すると、件数で69%、台数で68%水準へと減少しており、新型コロナ禍の影響が大きく表れていることがわかった。
一方、2020年度の事業計画では、全国8地区遊商所属の組合員販社に従事する遊技機取扱主任者のスキル向上を図るため、講習会の運営や、流通システムの堅持に努めるといった基本方針のもと、引き続き中古機流通事業の適正な運用に力を注いでいくことなどが盛り込まれた。また、中古機用の確認証紙発給枚数は年間55万枚を予想している。