セガサミー、宮城県七ヶ浜町と地方創生で連携協定
遊技通信2019年6月20日
セガサミーホールディングスは6月17日、宮城県七ヶ浜町と地方創生に係る包括的連携協定を締結した。同社の従業員を7月1日から同町へ派遣し、「うみ・ひと・まち・七ヶ浜」をキャッチフレーズに地域創生、活性化に関わる事業企画の推進を図っていく方針だ。
協定締結の会見に出席した里見治紀社長(=写真右)は、「今求められていることは、七ヶ浜を訪れる人を増やすという役割だ。エンターテイメントに関わる企業だからこそできることを、持続可能性がある仕組みで創出し、イベントなども実現できたらいいと思う」と語った。
一方、同町の寺澤薫町長は、「震災以降の復興支援によって、今では見違えるように再生することができ、やっとゴールが見えてきた。ただ、先が明るいといえばそうではなく、少子高齢化が加速しており、今後、町に関わる人口を増やしていくために、意見交換して取り組んでいきたい」と期待感を表した。
同社では、東日本大震災発生直後から同町をはじめとする被災地へ従業員を派遣して、復旧支援活動を行っており、同町に対する復旧活動はこれまでに23回、延べ273人の社員が参加している。