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宮城県遊協総会、1店舗4名のアドバイザー配置など報告 遊技通信2019年6月4日

宮城県遊協は5月29日、仙台市内のパレスへいあんで第58回通常総会宮城県遊協を開催した。
 
総会冒頭の挨拶で竹田隆理事長は、「今の業界には依存対策、旧規則機の撤去、消費税や受動喫煙防止への対応と課題が山積しており、厳しい状況にある」とした上で、「特に依存対策では、外部からこの業界がどのように見られているのかが非常に大事だ。娯楽としての地位の再確立があらためて求められている」と強調。「お願いしたいこと、言いたいことは数多くあるだろうが、まずは私たちがすべき義務をきちんと果たしていきたい」と述べるなどした。
 
議案審議では上程案件をすべて承認。事業報告では、県内ホールにおける安心パチンコ・パチスロアドバイザーが1店舗につき約4名配置されていることなどを報告。事業計画では政府の基本計画で示された依存問題の対応のほか、高射幸性遊技機の撤去や消費税増税、受動喫煙防止に適切に対応するため、組合業務の効率化、地区組合の活性化を図っていく方針が掲げられた。
 
来賓挨拶では宮城県警生活安全部の沼田光二部長の挨拶を生活安全企画課の佐近正浩課長が代読。営業所における置引きの防止、ホール駐車場における事故防止への取り組みを評価する一方で、安心して遊べる店舗作りには依存防止対策や高射幸性機の撤去なども重要な課題だとして、その対応強化が求められた。
 
また、総会前には全日本社会貢献団体機構との共同助成事業内定式が行われ、「東北大学陸前高田応援サークル ぽかぽか」に対して竹田理事長が内定証を贈呈。さらに懇親会の席上では、営業中の店内で倒れた来店客をAEDを活用するなどして救助したパラディソ名取店の松本智氏への表彰が行われたほか、永年勤続者表彰が行われ、20年勤続の9名に感謝状が手渡された。

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