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鹿児島県遊協が通常総会、厳しい状況でも各種課題解決に尽力 遊技通信2019年6月4日

鹿児島県遊協は5月28日、市内の城山ホテル鹿児島で通常総会を開催した。
 
冒頭に山室克己理事長は「依存問題に対しては全日遊連を中心に長年取り組んできたが、出玉規制などを内容とする規則改正が行われ、3年の間に新規則機の営業に切り替える必要が出てきた。長年営業を続けてきた組合員にとって、経営的な岐路に立たされる事態に発展している実情もあると思う」と現状を語った上で、「これら業界の環境変化に対応すべく全日遊連執行部を中心に様々な動きがあるが、動き出したばかりですぐ実を結ぶかどうか見えていない。こうした厳しい状況でも、依存問題、遊技機の高騰化などによる高コスト問題や不公正販売の是正など、今後も優先して取り組む課題があることには変わりない。引き続き行政の指導を仰ぎながら、相互扶助の精神で連携しながら課題解決に取り組む必要があると思う」と述べた。
 
議事では全上程案件を可決承認し、重点事業計画では依存問題への対応、ファンの回復拡大、健全営業の一層の推進などを決めた。総会の来賓には鹿児島県警察本部生活安全部の山下澄人部長が出席し、祝辞で依存対策の取り組み強化を求めた。
 
当日は経営者研修会も行われ、鹿児島県税務署個人課税第一部門 記帳指導推進官の駒走まみ氏が消費税の軽減税率制度について講演。経費で軽減税率に関係する場合も多いため、現行税率と軽減税率の内訳の違いから帳簿等に区分記載が必要なことなど様々な注意点を解説した。また総会後は意見交換会が行われ、県警本部などから多数来賓が訪れた。

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