GWの土日に「推しの日」プレテストへ
アミューズメントジャパン2026年3月31日
パチンコ・パチスロ産業「推しの日」委員会は5月2日と3日、「推しの日」のプレテストを実施する。その概要が3月31日に行われた記者会見で発表された。
「推しの日」の正式名称は、「推しパチの日・推しスロの日」という。パチンコホール関係の業界4団体(全日本遊技事業協同組合連合会、日本遊技関連事業協会、MIRAIぱちんこ産業連盟、余暇環境整備推進協議会)が、遊技機メーカーの業界2団体(日本遊技機工業組合、日本電動式遊技機工業協同組合)と連携して取り組む、ファン創造に向けた新たな施策だ。
ゴールデンウイークの土日に行われるプレテストは、将来に予定する「推しの日」の試金石となる。全日遊連の合田康広副理事長は、課題点や評価点を洗い出すために1店舗でも多くのホール営業者に賛同・協力してもらい、本番に向けた検証を重ねたいと説明した。
MIRAIの佐藤公治副代表理事は「1回目から成功するとは思っていない。検証とブラッシュアップで継続的に取り組み、その結果としてファンを創造していくことが本施策の目的。より良いものに育てたい」と理解を求めた。
プレテスト当日には、賛同するホール店内で以下の取り組みが行われる。
①お試しプレイの提供
スマートパチンコ・スマートパチスロの無料体験。賛同ホールでは両日、一部のスマート遊技機を終日遊技料金0円で遊技できる。対象となる機種や体験者1人当たりの遊技時間は、賛同ホールが任意に設定する。ただし対象機種の台数は、1店舗当たり最少1台から最多40台(スマパチ、スマスロ各20台)まで。なお遊技料金が0円でも営業行為に当たるため、18歳未満者の入店・遊技はできない。
②限定賞品の取り揃え
プレテストが実施される両日に限り、賛同ホールの景品ラインナップに限定賞品が追加される。通常遊技による出玉・貯玉で交換が可能。お試しプレイによる出玉では交換できない。店内に現物を用意しないカタログ方式を採用し、交換希望者はカタログギフトを選ぶときのようにページを繰る。
限定賞品となるアイテム種別や価格帯の設定は、メーカーサイドに一任されている。一例としてはアニメ関連賞品のほか、「PACHI-PACHI-QUEEN」として起用されるモデル・タレントの藤田ニコルさんがプロデュースする賞品が想定されている。
このほかにも推しの日によるファン拡大構想では、ホールとメーカーが連動してマーケティングの各領域(認知、興味、体験、定着)を展開する。プロモーションはメーカーが担当。インフルエンサーの起用に始まり、プレテストが実施される前週(4月25日、26日)にはニコニコ超会議2026に出展。展開する藤田ニコルさんの「パーラーニコル」と「推しの日」を結びつけて認知を広める。日工組の永谷俊介・広報ワーキングチームリーダーが解説した。
限定賞品について説明した日電協の加藤勉・広報ワーキンググループ長は、未経験層や若年層がホールに来店するきっかけを賞品で創ることを強調した。「現在10数社のメーカーがIPを活用した“推せる賞品”を準備している。賞品交換はパチンコ産業ならではの文化。カタログで選ぶ楽しさに加えて、推しの日にしか手に入らない限定性でワクワク感を提供したい」
ホール向けの説明会は4月2日に行われる。より詳しい運営方法や実施要領が伝えられ、賛同するホールは、ぱちんこ広告協議会が運営する特設サイトからエントリーする。
文=アミューズメントジャパン編集部