フィールズ、ダイドーと業務提携
グリーンべると2003年11月21日
業界の商社最大手のフィールズ(株)(山本英俊社長)は11月17日、同日開いた取締役会で、大手遊技機メーカー(株)SANKYO(毒島秀行社長)の100%子会社である(株)ダイドー(寳田久治社長)との業務提携を決議。ダイドー社の総発売元として同社ブランドのパチンコ機、パチスロ機を独占的に販売すると発表した。フィールズが“総発”を務める遊技機メーカーはサミー、ロデオに次いで3社目。
フィールズのIR広報によると、商品企画に実際に参画し、同社得意のキャラクター等のコンテンツ提供は来年4月から開始される予定で、第1弾がパチンコ機、パチスロ機どちらになるかは未定だが、ダイドーがすでに保有している遊技機についてはそれに先立つ形で3月末までには販売をスタートさせたい方針だ。
今回の提携でフィールズはダイドーブランドのパチンコ機、パチスロ機すべての遊技機で総発売元を担うことになったが、こうした提携形態は同社としても初。サミーはパチンコ機部門でもフィールズラインに総発は限定されていたし、ロデオはパチスロ機メーカーでパチンコ機は製造していない。ロデオはサミーの子会社。
ダイドーブランドの来期総発予定はパチンコ機5~7機種、パチスロ機は4~6機種で、ロデオ(パチスロ機)、サミー(パチンコ機)のすでに提携しているブランドとの合計で来期は20~30機種を投入したい考えだ。