DK-SISデータ用いた「花形機種」の活用を提言
グリーンべると2026年2月10日
余暇進は1月27日、都内港区の貸し会議室「AP虎ノ門」およびオンラインにて、令和8年1月度の理事会・部会を開催した。
約160名が参加した今回の部会では、ダイコク電機MG推進部SISプロフェッショナル首席講師の片瀬宏之氏を講師に招き、「DK-SISから見る2025年の総括と今年の展望」と題した講演が行われた。
登壇した片瀬氏は、ダイコク電機が提供する会員制情報サービス「DK-SIS」のビッグデータを基に、現下の営業状況を分析。パチンコとパチスロそれぞれのトレンドを踏まえつつ、パチンコ営業の課題と対策に焦点を当てた解説を展開した。
はじめに直近の年末年始営業(12月29日~1月4日)における成績を報告。店舗平均の遊技時間や粗利について過去実績と比較したほか、遊技機別および稼働成績の良かった機種を取り上げ、店舗全体の集客状況を詳らかにした。
2025年における4円パチンコと20円パチスロの年間業績に関しては、過去5年間の実績と合わせて推移を紹介。依然として厳しい状況が続く4円パチンコについて、稼働が高い店舗と中位の店舗で見られる活用方法(使い方)の違いや、新台導入を積極的に進めても成果が挙がらない要因を事例と共に解説した。
業績改善に向け片瀬氏は、「機種を選んで上手に活用してもらいたい」と提言。長期稼働する機種の傾向について、DK-SISの膨大な過去データに裏付けられた項目を提示し詳細を説明した。これに合わせ同社では、DK-SISを「DK-SIS INFINITY」として4月より大幅リニューアルする予定だ。新コンテンツの一つとして、長期稼働が期待できる機種を一覧で確認可能な「新台バリュー」の提供を開始。新サービスによる客観的な機種評価を参考に、ファンから高い支持を得ている機種を「花形機種」として営業へ活かすよう促した。
講演の結びに片瀬氏は、「導入初日の谷時間の稼働率が高く、2日目の遊技時間も長い、そして翌週も高い遊技時間を維持している機種を業界全体で花形活用することによって、1年後にはパチンコの業績が回復したと言える来年を期待している」と総括。機種ごとに明確な運用方針を示すことの重要性を強調した。
なお、部会の冒頭には同会の井上美昭会長が挨拶。衆議院選挙が公示された時事に触れ、「若い世代において本音で議論し、問題を解決していこうとする雰囲気を感じている」と言及した。その上で「当会も同じく様々な声に対し観点を考察し、情報を共有していくことを大切にしている。本日のセミナーでは営業上で参考になる情報をひとつでも持ち帰っていただければと思う」と述べ、情報を共有し課題解決に向けて団結する姿勢の重要性を説いた。