11月の型式試験実施状況、適合率が大きく悪化
遊技通信2025年12月4日
保通協とGLI Japanがまとめた2025年11月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月より17件減少した17件となり、適合率も8.9ポイント減の18.3%となった。パチスロ機の適合数も同12件減少した9件となり、適合率も6.2ポイント減の8.0%だった。
機関別に適合数を見ると、保通協ではパチンコ機は前月より11件減少した13件、パチスロ機は同5件減少した6件となった。一方GLI Japanではパチンコ機は同6件減少した4件、パチスロ機は同7件減少した3件だった。
不適合事例として、試射試験およびシミュレーション試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、遊技機の試験では「試射試験の結果、入賞が容易となるように変動させる場合において、変動している間の出玉率がおおむね1を超えた。」「遊技者が発射装置を操作する際に手を置くことが想定される手置きが、遊技中に動く場合があるため、遊技球の位置を調整することができなくなる性能を有していた。」(パチンコ機)などが掲載された。対比照合審査で「申請書類と試験用の遊技機が異なり対比照合が不一致であった。(5台中2台)(パチンコ機)が掲載された。