「PS:JAPAN2025」地方予選大会が開幕|全日本学生遊技連盟
アミューズメントジャパン2025年8月26日
一般社団法人全日本学生遊技連盟(学遊連)主催の全国学生ぱちんこ大会「PS:JAPAN」の地方予選大会が8月4日からスタート。来年2月に開催される決勝大会への切符をかけて、全国7カ所で学生たちの熱い戦いが繰り広げられた。
「PS:JAPAN」は「健全な遊技方法を理解した『将来的なユーザーの創出』」を目的に、2023年から開催されている学生向けのパチンコ・パチスロ全国大会。今年は2人1組のタッグチームを結成し、地方予選大会、全国オンライン大会、みんパチ・スロサミ特別予選から決勝進出を狙う。
地方予選大会は「4種出玉競技」または「多種目競技」で争われる。「4種出玉競技」は、パチンコ(e機)・パチンコ(P機)・パチスロ(L機)・パチスロ(S機)の4種目で出玉バトル。各種目の最多出玉獲得タッグが決勝に進出する。「多種目競技」は、「ジャグラー30分競技」、「トライアスロン」、「羽根物125発競技」、「先バレタイムアタック」、「北斗ビンゴ」という5種目の競技で1位を獲得したタッグが決勝進出となる。
8月19日に『エスパス日拓西武新宿駅前店』で行われた地方予選大会は、「4種出玉競技」での対決。当日は約140人の学生が参加した。
制限時間3時間で、最も出玉を獲得したタッグが優勝。4種の中で参加人数が最も多かったのはパチスロ(L機)で、その後にパチンコ(e機)が続いた。逆に参加人数が少なかったパチンコ(P機)、パチスロ(S機)をあえてチョイスし、決勝を目指しているというチームもあった。
予選大会の様子を見ていると、パチンコでは『eからくりサーカス2 魔王ver.』で一撃5万発を記録した選手、パチスロでは『スマスロ北斗の拳』でフリーズを引く選手が現れるなど、3時間という実戦時間でさまざまなドラマが繰り広げられた。
予選大会終了後には各種目上位2チームを表彰。表彰式ではそれぞれ優勝と準優勝の記念メダルを贈呈した。また各種目の優勝チームには決勝大会の出場権が与えられた。
全国7会場で行われた地方予選大会では、決勝へ進む28組56人が決定。8月10日に行われたみんパチ・スロサミ特別予選で決まった決勝進出チームとともに、総額777万円の奨学金と学生日本一の称号を目指す。
ここまで決勝進出を掴み取れなかった学生にもまだチャンスはある。8月から12月まで毎月1回開催される全国オンライン大会だ。パチンコ・パチスロにまつわるクイズ競技となるオンライン大会には、これまでの予選に挑戦した選手でも参加可能だという。
来年2月に横浜で開催される決勝大会へ向け、学生たちの戦いはまだまだ続く。
文=アミューズメントジャパン編集部