今年も酷暑が続いた大阪で関西遊商がホール駐車場の特別警戒巡回
遊技日本2025年8月18日
全商協所属の関西遊商では毎年、組合員及び従業員がホールを訪問する際に駐車場を巡回する「ホール駐車場の特別警戒巡回活動」を実施している。今年の強化月間は5月1日から10月31日、特別強化月間は7月1日から8月31日とし、8月8日を「特別強化日」とした。
大阪では今年も8月上旬より35度以上の猛暑日が続いて「熱中症警戒アラート」が発表されており、駐車場巡回の重要性が高まっていた中での活動となった。当日の特別強化日は同組合の社会貢献・環境対策委員及び理事19名の参加者が5つのグループに分かれ、大阪府下の10店舗のホール駐車場を確認。車内に子どもが取り残されていないか、一台一台を入念にチェックした。
西川直也専務理事は「例年にもれず今年も酷暑が続いている。他県では国内の最高気温記録を更新するなど毎年酷くなる印象で、万が一でも児童の車内放置などが発生すると、事故につながるのは確実な情勢となっている。それを肝に銘じて本日は駐車場の巡回活動を行ってまいりたい。もちろんホール様自身でも巡回活動は重点的に行っていると聞いており、現時点で事故が発生したという事例はないようではあるが、我々の組合としても、決して事故が起こらないためにも、こうした子ども達の生命を守る活動は継続的に行っていきたい」と話した。
巡回を行う委員らは、スモークガラスの車には照明を照らしながら車内を綿密に確認したり、確認を終えた台数を指差しながら確認するなど、定期的に水分補給をしながらも、着用したビブスを汗で濡らす活動が続いた。
巡回した各ホールの責任者からは「もちろん店舗スタッフでも駐車場巡回を行ってはいるが、従業員の絶対人数は限られている。関西遊商がそれに協力していただいていることは素直にありがたい。今後も続けていただけたら」という感想や、「この時期は特に重点的に駐車場巡回を行い店内アナウンスも行っているが、わざわざ点検確認に来ていただくというのはありがたい。自店でも車内放置絶対ゼロを目標に活動は継続するが、他店においてもこういった取り組みがさらに広がることに期待したい」との意見が聞かれた。