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【コラム】業界全体を俯瞰して今思うこと(WEB版)/リスキー長谷川 遊技日本2025年8月7日

この度、連載コーナーを担当させて頂くこととなりました、リスキー長谷川と申します。「そんなやつ知らんぞ!」と思っている関係者諸氏も多いかと推測しますが、パチンコ業界歴は長く、数えてみれば30年以上になります。まずは自己紹介を兼ねて、自分自身の軌跡を振り返らせてもらえれば幸いです。

学生時代はパチンコ・パチスロの面白さに魅了され、遊びを極めたい思いから、ファン向け攻略雑誌の門を叩いたのが今から33年前。パチンコは羽根モノが主流で、パチスロは2号機が産声を上げた頃です。ちなみに専門学校を卒業した際、新卒で㈱三共(現㈱SANKYO)にお世話になるはず…でしたが、若気の至りかその話をご破算にして1年のパチプロ生活の後、攻略雑誌の世界に身を投じたのでした。

その後、編集プロダクションから独立し、フリーライターとして仕事を貰えるようになった20代。当時はコンビニエンスストア雑誌コーナーの大部分をパチンコ誌が占める時代がございまして、業界全体の勢いも加速。店舗数は減るも大型化が進み、パチンコ店もサービス業としての意識が猛烈に芽生えていた時代です。雑誌の在り方もまた、攻略雑誌乱立の先に、イベント宣伝とセットになった地方フリーペーパーが各地で発行されるようになります。それと同時に今の「来店取材」の始まりともいえる、攻略ライター来店イベントが全国で行われるようになります。それが今から25年前位からでしょうか。

そんな時代にリスキー長谷川として活躍させて頂きましたが、4号機から5号機への変遷の際、CS番組を通じて深い付き合いのあったアルゼ社の広報を通じて、当時の役員の方と接点ができました。「5号機へと移行してパチスロはどうなってしまうのか?」、そんな疑問をストレートにぶつけてみたところ、メーカー、特に開発部門では先を見据えた機種開発をしており、「必ずや時代にあったものを提供できるはず。長谷川さんはライター業やホール営業コンサルタントしての経験はあるが、一度機械を作る側に回ってみてはいかがだろうか」と、そんなお声がけから始まり、あれよあれよと入社することが決まりました。今振り返っても我ながら大胆な方向転換だったと思います。

約18年、㈱ユニバーサルエンターテインメントにはお世話になり、今年の6月末で退職。メーカー在職時の話は後々このコラムでも触れる機会はあると思いますが、今後は業界内で様々な角度から体験した見地を活かせていけたらと思っております。よろしくお願いいたします。

メーカー社員からいちユーザー、そして来店取材活動や実戦企画など少し打ち手寄り、そして業界全体を俯瞰して今思うこと。それは機械スペックが過去にないくらい整っている現状であるなと。年々ホール数は減り、設置台数も減少。稼働状況も良いとは言えない。取り巻く環境が厳しいことは事実でしょう。しかし機械のスペックはパチンコ・パチスロ共に射幸性は増すばかり。「LT3.0プラス」スペックはその流れをさらに加速させることでしょうね。

もはやユーザーが付いてくるのが難しい波荒スペックが、大多数を占める新台市場ですが、裏を返せば機種を自店で選択でき、また独自色を出すこともできるラインナップは揃っていると感じます。今年の下半期はそんな動きが顕著になるのではないかなと個人的には予想するところです。

■プロフィール
リスキー長谷川
㈱ユニバーサルエンターテインメントを退職し、パチンコ業界をあらゆる角度から語ることのできる唯一無二の存在として活動。執筆、ファン向け活動の他、コンサルティング業務等を引き受ける。

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