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山梨県遊協総会、新たに諮問機関として「青年部」が発足。正式発足へ向け定款を変更 遊技日本2025年6月5日

山梨県遊協は6月4日、中巨摩郡昭和町内のアピオ甲府タワー館にて令和7年度(第58回)通常総会を開催。併せて山梨県遊技業防犯協力会(山梨県遊防)の令和7年度(第64回)通常総会も開催された。

冒頭、挨拶に立った星野謙理事長は「昨年度は長いコロナ禍やスマート遊技機の導入に追い打ちをかけるように新紙幣発行への対応も重なり、設備投資の増加により県内ホールの経営環境は一段と厳しくなった。県内では現在、ホール数は43店舗と全国最小の組合にまで減少した。しかしこれ以上、仲間を減らすわけにはいかない」と強い危機感を示した。さらに、「今後2030年の秋ごろに大阪でIRが開業されると聞き及んでいる。我々業界はギャンブル等依存症対策においてその基本計画に沿って適切に対応しているが、これが国民に浸透していないと、また我々が矢面に立たされる懸念もある。我々はこのような厳しい状況下であっても、固い結束で目の前の課題に取り組み活路を見出していきたい」と決意を語った。

続く来賓祝辞では、山梨県遊協顧問で山梨県議会の水岸富美男議員と臼井友基議員が祝辞を述べた後、山梨県警察本部生活安全部の佐藤充部長が登壇。佐藤生活安全部長は「世間では長引くコロナ禍の未曾有の困難を乗り越え日常を取り戻した。皆様方におかれても広告宣伝の健全化、ギャンブル等依存症対策など、業界の健全化に向けて様々な取り組みをされており、社会貢献活動においても尽力されていることに改めて感謝を申し上げたい。県警察としても皆様方のご意見に真摯に耳を傾けながら、今後も業界の健全化に向けた取り組みを支援していく」と明言した。

総会は組合員数18名のところ18名全員が出席し、有効に成立。議案審議では「令和6年度事業報告」や「令和7年度事業計画(案)」など全6議案を審議し、全て可決承認された。第5号議案では「定款の一部改正及び青年部会規約設置の件」を審議。将来の遊技業界を担う若き経営者・指導者の育成と組合の健全なる発展を目的として、昨年9月25日に開催した臨時理事会において「青年部」の設立が承認可決された。青年部は現在8名の構成で、青年部長に森嶋健太氏、青年副部長に大久保龍一氏が就任し、すでに実質的な活動を開始している。組合定款には青年部設置の条文がないことから青年部設置に関する条文を追加したい、として議案を上程し、可決承認された。今後、様々な手続きを進めた後に正式に発足することとなる。

総会終了後には懇親会も盛大に開催された。臼井議員の乾杯の音頭で始まり、昨年のビンゴ大会に代わって「ラッキートリガー抽選会」と名付けられた抽選会も開催されるなど、大いに盛り上がりを見せた。

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