重症心身障害児施設の島田療育センターに279万円を寄付
グリーンべると2025年5月9日
東京・多摩市にある重症心身障害児(者)施設・島田療育センターを支援するパチンコ業界有志の「島田療育センターを守る会」はこの程、2024年度の活動報告を行い、業界関係者から寄せられた募金279万5,905円を同センターに寄付したと報告した。
この寄付活動は、守る会の世話人らが業界関係者らに募金を呼び掛け、毎年、センターに寄付しているもの。昭和50年(1975年)から続けられ、累計寄付額は2億7,369万9,740円となっている。
同センターの森久保真由美事務局長は4月23日に開催された都遊協4月理事会を訪れ、施設の現況を報告するとともに、「守る会」を中心とした業界からの物心両面の支援に改めて謝辞を述べ、感謝状を贈った。
島田療育センターは、昭和36年(1961年)、当時の東京・日本橋遊技場組合長の島田伊三郎氏(故人)が1万数千坪の土地を購入し、寄付するなどして設立された日本で最初の重症心身障害児(者)施設。昭和49年頃、施設の経営が危機的な状況になった際、都内のパチンコ店関係者が中心となって「島田療育センターを守る会」を発足させ、昭和50年から毎年、業界有志などから募った寄付金を寄贈している。