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GW前に備え、平日営業の固定客のケアが重要|メイドインサービス アミューズメントジャパン2025年4月18日

パチスロ運用に特化したコンサルタント企業メイドインサービス(東京都府中市)が4月11日、ホール企業限定のパチスロ定例セミナーを開催した。パチスロの最新動向を伝える毎月定例のもので、今回で35回目。

講師を務めたのは、事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任。セミナー冒頭で3月のパチスロ市場を振り返った。3月に導入された新機種はスマスロ6機種で、販売台数は4万500台。3月末時点のスマスロ機の設置比率は51.1%、ノーマルタイプを除いたL機の設置シェアは77.8%だった。

個店ごとの戦略構築を支援する同社の分析レポート配信サービス「SIRIUS」(シリウス)の総合ランキングでは、トップ25に3月導入の新機種が2機種ランクイン。『Lバイオハザード5』が15位、『L回胴黙示録カイジ 狂宴』が18位にランクインした。2月導入の『L東京喰種』は先月の5位から3位にランクアップ、『Lスーパーブラックジャック』は9位をキープと好調を維持した。

今回の特集「ゴールデンウィーク前の提言」として、池上主任はまず「GWで売上を最大限確保するためには、GW前の平日営業で固定客をケアすることが重要だ」と説明した。

続けて、「ジャグラー」シリーズやAT機のメイン機種を例に挙げ、平日のベース設定の見直しについて解説。「設定1と2では稼働に差が出る。人気機種では全時間帯において設定2のほうが稼働が高い。当然ながら、ユーザーに与える印象も良くなる。ユーザーが求めているのは設定と出玉。平日のベース設定を少しずつ上げて、設定を意識させる営業をしていき、土日の売上につなげるような王道のサイクルで設定調整をしていきたい」と池上主任は話す。

直近3カ月のホール内実績シェア上位20機種について減衰率をまとめ、今後1ヶ月の市場変化を推察した「市場短観予測」パートでは、3月市場を振り返った。注目機種として挙げたのは『L北斗の拳』。「粗利面はまだ下がる見込み。設置台数も少しずつ圧迫されていることに加えて、稼働減を抑えるための設定配分上昇と稼働減の影響で粗利が下がっている」と話した。今後登場する新台については「4月後半に登場する『L麻雀物語』と、5月前半に登場する『緑ドン』に期待。『吉宗』と『ガンダムSEED』は、初週稼働は高い予想だが、台数的にもスペック的にも不安はあるため、すぐにガス欠になりそうな印象」としている。

文=アミューズメントジャパン編集部

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