【パチンコホール経営支援特集】業務効率化・省力化「最強戦略」~厳しい経営環境・働き手不足に応える革新的システム・機器・サービス特集~
グリーンべると2025年1月28日
依然として厳しい経営環境にさらされているパチンコ業界だが、一方で設備投資に一区切りがつき、スマパチ・スマスロの奮闘もあり、業況の底打ちも感じられるなど明るい兆しも見えてきた。このまま回復基調に乗せたいところだが、そこで障壁となる働き手不足。この経営課題を解決するためには、これまで以上の「業務効率化」「省力化」が必要不可欠だ。
生産年齢人口は年々減少 人手不足で業績下振れも
帝国データバンクが昨年11月に行った「人手不足に対する企業の動向調査」によれば、正社員が不足している企業の割合は全体の51.7%、非正社員においては29.5%だった。
業績回復・拡大の大きな足かせとなる人手不足の問題は業種を問わず、今や日本全体の社会問題だ。そして酷なことに、この先も待ったなしの状況が見込まれている。
日本の人口は近年減少局面を迎えており、2065年には総人口が9000万人を割り込むと推計されている(以下の図表参照)。加えて、悩みの種となるのが何と言っても労働人口の減少だ。その根底にあるのは少子高齢化であることは明白。今後も高齢化率の上昇とともに、15~64歳の生産年齢人口の割合は減少を続けていくとみられ、2065年には高齢化率は38%台まで上昇、生産年齢人口は51%台にまで低下すると推計されている。
労働人口の絶対数減少により、人材獲得競争の苛烈さはさらに増していくことになる。国を挙げた最低賃金引き上げなども影響し、高時給という優位性も薄れつつある業界においては、求める人材・人員が充足することは望み薄であると言わざるを得ない。
業務効率化・省力化でリソース最大化を図る
人手不足解消の目処がたたないこの状況では、今後の業績を見通す際、下振れのリスクも念頭に置かなければならず、攻勢をかけることにためらいも生じるだろう。
そこで今一度、本気で考えていかなければならないのが「業務効率化」「省力化」である。とりわけ、労働力不足への対応として、スタッフの業務負担軽減に資する設備の導入は急務といえる。
次項からは、業務効率化・省力化の分野を牽引する企業各社の先進的・革新的なシステム、機器、サービスを一挙紹介。これからの時代に必要不可欠なものばかりであると同時に、これらを導入・活用することで現状持ち合わせている人的リソースを最大化し、変化の激しい外部環境にも左右されない強靭な経営体質を早期に構築してもらいたい。
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