県内の“民間学校”に560万円超|三重県遊協
アミューズメントジャパン2024年12月4日
三重県遊技業協同組合は11月26日、フリースクールを運営するNPO法人三重シューレ(津市)に約566万円を寄付した。
津市内で行われた贈呈式で、権田清理事長が石山佳秀代表に目録を手渡した。
原資は、善意の箱(金のハート)による約533万円と、三重県ファン感謝デーで得た益金の一部・約33万円。寄付金は子どもの入居費(家賃)や給付型奨学金、運営補助費などに充てられる。
何らかの理由で“公的な学校”に通わなくなった子どもを受け入れるフリースクールは、“民間学校”としてNPO法人やボランティア団体によって運営されている。
三重県遊協は2003年から同スクールへの支援を始め、16年には全国で初めて「全額給付型の奨学金制度」を立ち上げた。19年には売上金の一部が三重シューレに寄付される「寄付型自動販売機」を展開。10月末現在、飲料とスイーツの2台が稼働している。
三重県遊協は今年9月に開催した理事会で、経営が厳しく組合員の廃業が相次ぐ中でも、社会貢献活動の灯を消さないことを決議した。
文=アミューズメントジャパン編集部