ワンフォワードが特別清算開始決定受ける(東京)
遊技通信2024年12月4日
民間信用調査機関によると、東京都で遊技機器の販売等を経営していたワンフォワードが11月20日に東京地裁より特別清算開始決定を受けたことが分かった。負債額は、約72億4,100万円とみられる。
2023年10月30日に民事再生法の適用を申請した、パチンコ店を展開するガイアの関連会社。遊技機器の販売を中心に、近年はコンサルティングなども手掛け、2021年5月期は売上高約6億4,200万円をあげていた。
しかし、新型コロナウイルスの影響などで経営悪化したガイアの民事再生法の適用の申請に伴い10月30日、ガイアや同社グループとともに東証スタンダードのJトラストとスポンサー支援にかかわる基本合意を締結していた。以降はガイアグループの事業再編に伴い、事業を縮小し2023年3月期の売上高は4,618万円にとどまっていた。こうしたなか、同社が関係する事業再編が終了し、同社の役割が薄れたため清算手続きに入っていた。
負債総額は72億4,138万円(2023年5月期決算時点)。