セガサミーHD中間決算 売上高4%減、営業益18%減も期初想定を上回る
遊技日本2024年11月8日
セガサミーホールディングスが11月8日発表した2025年3月期の第2四半期(中間期)決算は、売上高が前年同期比4.5%減の2116億63百万円、営業利益が同18.1%減の328億16百万円、経常利益が同21.4%減の330億95百万円、純利益が同31.1%増の303億85百万円だった。
遊技機事業の売上高は647億11百万円(前年同期比30.1%減)、経常利益は215億88百万円(同45.1%減)。販売台数はパチスロ機が4タイトル59,146台(前年同期は3タイトル130,395台)、パチンコ機が4タイトル68,735台(同3タイトル56,498台)。スマパチ「e北斗の拳10」をはじめ、新作タイトルの販売が堅調で想定を上回って推移した。
第2四半期以前の主な販売タイトルと販売台数は以下のとおり。
<パチスロ機>
・スマスロ ゴールデンカムイ 12,865台
・スマスロ交響詩篇エウレカセブン4 HI-EVOLUTION 13,600台
・スマスロ真・北斗無双 17,398台
<パチンコ機>
・P頭文字D 2nd 9,099台
・e北斗の拳10 35,320台
・Pいくさの子 織田三郎信長伝 7,554台
なお、通期ではパチスロ機7タイトル107,000台、パチンコ機8タイトル115,000台の販売を計画している。
エンタテインメントコンテンツ事業の売上高は1417億71百万円(前年同期比16.4%増)、経常利益は183億48百万円(同100.1%増)。DLC等の販売好調や為替による押上げにより想定を上回る増収増益となった。
ゲーミング事業の売上高は18億2百万円(前年同期比194.1%増)、経常利益は△2億83百万円(前年同期は△2億90百万円)の増収減益。米国におけるゲーミング機器販売が好調に推移したほか、パラダイスセガサミーのカジノ売上が好調に推移し、持分法取込において利益貢献した。
2025年3月期通期の連結業績予想は前回発表を据え置き、売上高4450億円(前期比5.1%減)、営業利益450億円(同22.2%減)、経常利益480億円(同19.7%減)、純利益390億円(同18.0%増)を見込む。