【ダイコク電機】AR技術で出玉感、盛況感を可視化リアルな玉積み営業とは一味違う新営業スタイルを実現
グリーンべると2024年8月20日
各台計数機やスマート遊技機の普及によって利便性が向上した反面、視覚的な出玉感や盛況感は失われた。そんな状況に一石を投じる新製品、リアルタイム出玉表示モニター『ORENAGE(オルネージ)』がダイコク電機から登場する。AR技術を活用した出玉演出は必見だ。
省力化が進む反面、損なわれる出玉感
玉積み営業が中心だった時代と比べると、各台計数機の登場によってパーソナル化が進み、スマート遊技機の登場によって玉・メダルに触れる機会も激減するなど、近年のホール営業は確実に省力化の一途を辿っている。ドル箱の提供や積み上げ、玉・メダル計数などの業務が減少したことで、確かに省力化や利便性向上は著しいが、新たな課題として浮上しているのが「どのようにして出玉感や盛況感を創出するか」という点だ。
ユーザーが店舗の良し悪しを判断する上で重要視するのが、その店舗の出玉感や盛況感であることは言うまでもない。昔は積みあがったドル箱がそれを測るバロメーターとしての役割を担っていたが、現在はパチンコ・パチスロの一部コーナーでのみ運用されるに留まっている。
また、既存機よりも出玉性能の高いスマートパチンコ(LT)・スマートパチスロが登場していくのに対し、その出玉感は7セグの数字でしか確認ができないなど、アピールしたいのにアピールしきれないジレンマがそこにはある。よって、島上端末の設置やダミー箱、札差しなど、様々な創意工夫と労力、大きなコストをかけて出玉感の演出を行っている現状があるのではないだろうか。
出玉感・盛況感の演出をARが代行
こうした現状を打破する画期的な新製品がダイコク電機から登場する。AR技術を用いたリアルタイム出玉表示モニター『ORENAGE(オルネージ)』だ。
ARとは拡張現実を意味する言葉で、現実世界での体験にデジタル情報を重ね合わせ新たな価値を生み出す先端技術のひとつ。現在では、ゲームなどのエンタメ分野のみならず、アパレル、製造業、建設業など様々なシーンで活用されている。
『ORENAGE』は、島上に設置したカメラで島内を撮影、その映像を島端に設置したサイネージにAR演出とともにリアルタイムで放映する仕組み。演出は箱積み、札差しのほか、状態演出、ORENAGE数字など多彩で、ダミー箱の設置や札差しなど、これまで出玉演出のために割いていた人的リソースが不要に。それでいて、直感的な出玉アピールが可能になることから、労働生産性を向上しつつ、出玉感・盛況感のアピールを両立した、リアルな玉積み営業ではできなかった新たな営業スタイルを提供する。ホールの中で力を入れているおすすめ機種のコーナーに導入すれば、ユーザーへダイレクトな訴求が可能だ。
同製品はフィールドテスト導入時に大きな話題となっており、ニーズの高さも折り紙付き。出玉感・盛況感にお悩みのホールには最適解とも言うべき製品だろう。
Tel.052-581-7660
https://www.daikoku.co.jp/