ホール関係4団体、第三者利用広告に関する情報提供システムの対応について文書発出
遊技通信2023年12月18日
ホール関係4団体(全日遊連、日遊協、MIRAI、余暇進)は12月18日、「第三者発信を利用した広告宣伝に関する情報提供システムの対応について」の文書を発出した。
最近、第三者利用広告(ホール営業者以外の第三者の発信を利用した広告宣伝)に関して、法令違反等の疑いがあるとして「法令違反等と疑われる広告宣伝に関する情報提供システム」(情報システム)にホール関係者から多数の投稿が寄せられている。このため文書では、これら多数の投稿について情報の真偽を迅速に判断するための対応として下記のとおり示し、ホール営業社に周知および協力を求めている。
1、関連性等を示す画像等の投稿依頼について
広告宣伝違反と判断するには情報が不十分な投稿が大半を占めているため、その判断に多くの時間を要している。そこで、これら三者利用広告を情報システムに投稿するにあたっての注意事項として、次のとおり記載することとした。
【注意事項】
●「第三者のインターネットサイトやSNS等において、ホールの設定情報等が掲載された情報」を投稿する場合、当該ホールの関与がうかがわれる情報や画像データがあれば併せて提供してください。
●「ホールの店内ポスターやSNS等において、公約系サイトや取材サイト等の第三者が用いている設定情報等をうかがわせる図柄等の表示に関する情報」を投稿する場合、該当する公約系サイトや取材サイト等がわかる情報や画像データがあれば併せて提供してください。
2、第三者発信のみに設定情報等が掲載されている投稿への対応について
実際はホール営業者の依頼による広告宣伝であるにも関わらず、 広告宣伝であることを第三者に明記させずに第三者のインターネットサイトやSNS等で当該ホールの設定情報等を掲載させるなど、 ガイドライン(第1版)に違反する悪質な事例が多く見受けられる。そこで、 まとめサイトや「公約系イベントの晒し屋(※)」などのSNS等のみにホールの設定情報等が掲載されている情報については、ホール関係者が第三者に設定情報等の営業情報を漏洩させていることも考えられることから、各団体において当該ホール営業者に「掲載依頼の有無」について確認し、無断掲載の場合は、 以下の事項をお願いすることとする。
①当該設定情報等を掲載している第三者と関係がない旨をホールとして表示する。
②当該設定情報等を掲載している第三者に対し掲載削除を依頼する。
※ 公約系イベントの晒し屋とは、 営業者とは関係がないとしながらも、 具体的な設定情報など営業者しか知りえない情報を予想等と称して発信している人物やサイト等を示す