9月の型式試験適合率、パチンコ、パチスロともに若干悪化
遊技通信2023年10月5日
保通協とGLI Japanがまとめた2023年9月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月から10件減の23件となり、適合率は1.2ポイント減の24.0%となった。またパチスロ機の適合数も前月から5件減の19件となり、適合率は1.8ポイント減の18.4%だった。
機関別に見ると、保通協では、パチンコ機の適合数は前月より3件減少した17件、パチスロ機の適合数も前月より7件減少した11件となった。一方GLI Japanも、パチンコ機の適合数は前月より7件減少した6件、パチスロ機の適合数は前月より2件増加した8件だった。
不適合事例として、試射試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、遊技機の試験で「試射試験の結果、入賞が容易となるように変動させる場合において、変動している間の出玉率が1を超えた。」(パチンコ機)、設計書等審査で「遊技メダル投入時又は貯留された遊技メダルを投入するための操作を行ったときに行われるウェイト演出中に、精算ボタンが無効となり、貯留装置に記録された遊技メダルを取り出すことができない性能を有していた。」「普通役物作動時の遊技メダルの獲得性能が、非作動時に比べて下がる性能を有していた。」(パチスロ機)などが掲載された。