マースグループHD、専用ユニットの販売好調
アミューズメントジャパン2023年8月3日
マースグループホールディングスは7月31日、2024年3月期の第1四半期(23年4月1日から6月30日まで)決算を発表した。
売上高は83億5900万円で前年同期比144.4%増。営業利益は27億8800万円で同826.6%増。経常利益は31億3600万円で同489.3%増。
売上高の内訳を事業別に見ると、アミューズメント関連事業が68億1400万円(同244.8%増)。自動認識システム関連事業が10億3800万円(同2.6%減)。ホテル・レストラン関連事業が5億600万円(同34.2%増)だった。
アミューズメント関連事業では、スマート遊技機(スマートパチンコおよびスマートパチスロ)を稼働させるために必須である専用ユニットの販売が好調に推移した。前期よりも生産体制を強化。供給状況は改善しつつあるという。プリペイドカードシステムを導入するパチンコホール店舗数は、期末時点で1513軒(市場シェア23.6%)だった。
24年3月31日までの通期予想では、売上高280億円(前年比37.6%増)、営業利益67億円(同62.4%増)、経常利益71億円(同50.1%増)を見込んでいる。
文=アミューズメントジャパン編集部