セガサミーHD第1Q決算、遊技機事業が躍進
アミューズメントジャパン2023年8月2日
セガサミーホールディングスは8月1日、2024年3月期の第1四半期(23年4月1日から6月30日まで)決算を発表した。
売上高は1080億5000万円で、前年同期と比べて63.4%増加した。営業利益は225億5600万円で同712.2%増、経常利益は230億9600万円で同442.7%増。大幅な増収増益だった。
事業別の売上高は、エンタテインメントコンテンツ事業が538億4600万円(同2.0%増)、遊技機事業が509億7900万円(同382.9%増)、リゾート事業が29億2000万円(同10.2%増)。遊技機事業の躍進が好業績を牽引した。
期間中の遊技機販売台数は、パチンコ機が計3万9095台でパチスロ機が計6万4766台。主な機種はパチンコ機が『P北斗の拳 暴凶星』(1万7500台)と『P聖戦士ダンバイン2 -ZEROLIMIT HYPER-』(1万2642台)。パチスロ機では『スマスロ北斗の拳』(5万4493台)が群を抜いた。
通期(23年4月1日から24年3月31日まで)の業績予想は、売上高4330億円、営業利益550億円、経常利益580億円を見込む。このうち遊技機事業では売上高1150億円を計画。内訳はパチンコ機で377億円(販売計画9万3000台)、パチスロ機で666億円(同14万6000台)、その他で107億円。
現在までに発表されている第2Q以降の主な販売機種は、パチンコ機が『Pブラックラグーン4』(7月)、『Pビッグドリーム3 77ver.』(8月)、『P頭文字D Non-Stop 3000Edition』(10月)。パチスロ機が『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』(7月)、『スマスロ北斗の拳(追加販売)』(8月)、『パチスロ傷物語 -始マリノ刻-』(9月)、『パチスロ甲鉄城のカバネリ(追加販売)』(10月)。
文=アミューズメントジャパン編集部