IGSA(米)「責任あるゲーミング委員会」を設立
アミューズメントジャパン2023年7月4日
ゲーミング産業の技術標準策定の推進団体である国際ゲーミング・スタンダーズ協会 (IGSA、International Gaming Standards Association)は、6月20日に開催した理事会で、責任あるゲーミング委員会(RGC)を設立を承認した。責任あるゲーミングとプレーヤー保護の専門家として知られるアラン・フェルドマン(Alan Feldman)氏が委員に参加する。フェルドマン氏は、UNLV International Gaming Instituteの特別研究員であり、International Center for Responsible Gamingの名誉会長でもある。
IGSAの責任あるゲーミング委員会は、「責任あるゲーミング成熟度モデル(RGMM)」と題された多層的なフレームワークを用いて、規制当局と運営者にサポートを提供する意向。このアプローチは、発見から高度に定量化可能で予測可能なRGモデルへの道筋を提供するという。最終的に目指すところは、RGに予測と予防的検知の力を取り入れることだ。
IGSAのアール・ホール(Earle G. Hall)会長はリリースで、「予測的責任あるゲーミングのための世界的な基準、プロセス、道筋を作る時が来た。規制当局と事業者の多大な負担を取り除くために、データ主導の予測可能性モデルへとパラダイムシフトする時だ」とコメントしている。