ガイドラインに沿った広告宣伝を
アミューズメントジャパン2023年6月13日
兵庫県遊技業協同組合は6月9日、神戸市のANAクラウンプラザ神戸で、通常総会を開催した。
冒頭の挨拶で平山龍一理事長は「広告宣伝ガイドライン第1版が2月に示され、以前より広告宣伝における表現の幅は広がった。しかし、これを規制緩和と受け止め、脱法的な広告が横行すれば、諸先輩方が築き上げてこられた業界に対する信頼が失墜してしまう。引き続き、全日遊連への質疑書及びガイドラインに沿った広告宣伝に努めていただきたい」と組合員に呼びかけた。
事業報告では、「少年の健全育成・安全安心な地域社会づくり支援」事業が「第17回社会貢献大賞」の都府県方面部門で優秀賞を受賞するなど、社会貢献活動が大きく評価されたと報告した。同事業の具体的な内容は、少年団野球リーグや県青少年本部など6つの団体への約190万円の寄付、ひょうご地域安全まちづくり推進協議会など5つの団体に対する約440万円の寄付、兵庫県防犯協会連合会への事前警告機能付録音装置1000台の寄付。
総会後に行われた懇親会では、来賓として全日本遊技事業協同組合連合会の阿部恭久理事長が登壇。「新型コロナウイルス感染症の法上の位置付けが変更されたが、残念ながらコロナ禍以前の状況までは回復してないのが今の遊技業界の現状。状況の改善に向けて、休眠ファンの呼び戻しや、新規顧客の増加に向けた施策を講じていかなければならない。現代では、若年層のみならず、各年代で自宅での余暇の楽しみ方が多様化している。そうした中、パチンコ・パチスロの娯楽としての魅力を一層高め、足を運んでいただける空間としてお客様に癒しと楽しみを提供していく必要がある」と挨拶した。