オーイズミ 23年決算 スマート遊技機用ユニットの販売好調、高尾のパチンコ機も利益獲得に貢献
遊技日本2023年5月12日
オーイズミは5月12日、2023年3月期連結決算を発表。売上高181億27百万円(前期比68.0%増)、営業利益11億92百万円(同96.7%増)、経常利益11億84百万円(同110.3%増)、純利益16億91百万円(同334.7%増)の大幅な増収増益で着地した。スマスロへの対応の遅れからパチスロ機の販売が計画には届かなかったものの、スマート遊技機用ユニットの販売が好調に推移したほか、子会社である高尾が市場投入したパチンコ機も利益獲得に貢献した。
主力である機器事業の売上高は106億54百万円(前同比73.7%増)、セグメント利益9億99百万円(同1,555.8%増)。周辺機器部門において、スマート遊技機用ユニットの受注・出荷が順調に推移した。遊技機部門ではパチスロ機において、「パチスロひぐらしのなく頃に祭2カケラ遊び編」「パチスロ閃乱カグラBURST UP」「パチスロOVERLORD絶対支配者光臨Ⅱ」を市場投入したが、スマートパチスロへの対応の遅れにより、販売台数は計画していた水準には至らなかった。パチンコ機においては、2023年1月に子会社化した高尾が市場投入した「P sin 七つの大罪 X-TREME」が利益獲得に大きく貢献した。※前年同期比については、第4四半期連結会計期間に株式を取得し連結の範囲に含めた高尾の3ヵ月分の数値を含めている。
24年3月期の連結業績については、売上高218億円(前期比20.%増)、営業利益11億円(同7.7%減)、経常利益10億50百万円(同11.3%減)、純利益6億20百万円(同63.3%減)と予想している。