同友会共同開発のパチスロが適合
グリーンべると2007年7月20日
有限責任中間法人日本遊技産業経営者同友会(同友会/高濱正敏代表理事)では7月18日、事務局会議室で行われた7月度理事会終了後に定例記者会見を行った。
今回の会見では、同友会がメーカーと共同開発を行っていたパチスロ機が適合を受けたことが報告された。今後7月下旬から8月中旬に掛け第一次の受注とりまとめが行われ、9~10月の販売を目指すという。共同開発を行ったメーカー名、適合を受けた型式名については各都道府県公安委員会から公示があるまで非公表とのこと。なお、共同開発機のコンセプトに関しては説明があった。
説明によると共同開発機の商品名は『簡スロ』を予定しており、技術・知識の介入不要、告知機能を充実させた「初心者でも簡単に遊べるパチスロ」を目指したという。『簡スロ』とは簡単なスロットの意。ボーナス時の獲得枚数が100枚程度で、パチンコにおける甘デジのようなポジションを狙ったようだ。共同開発にあたっては購入価格より入門機としての位置づけを重視したと言い、価格は25~30万円程度を想定しているとのこと。
この他、環境問題、低額玉貸営業問題等について委員会、理事会での報告、討議内容に関して説明があったが、この中で特に低額玉貸営業問題について地域により行政の対応に温度差が見られる点が指摘され、今後低額玉貸営業問題において違法性が指摘されるような事態が起こらないよう、ガイドラインの策定が急務であるとの見解が述べられている。