日本GC、ネット景品事業に参入
グリーンべると2007年6月15日
パチンコ用プリペイドカード会社最大手の日本ゲームカード(寺内弘行社長)は6月11日、大手ディスカウントショップのドン・キホーテグループのドンキコム(大原孝治社長)およびデジタルコンテンツ事業などを手掛けるコモンウェルス・エンターテインメント(略称:CWE、田中彰社長)の3社間で、パーラーの一般景品提供サービスに関する業務提携契約を締結した、と発表した。
すでにドンキコムとCWEの両社は今年3月、パーラー向け一般景品総合業務「アミューズメントショッピングエリア事業」(ASA事業)に関して業務提携を締結。ASA事業はパーラーの景品仕入、陳列、委託景品交換業務に関する総合サービス事業で、CWEは同事業を統括し、パーラーに対してドンキコムを紹介・斡旋するほか、一般景品に関する企画立案、助言などを実施。ドンキコムはパーラーに一般景品の納入、陳列、レイアウトディスプレイを行うほか、景品コーナーの什器や販売物等の提供などを行う。現在、約20店舗のパーラーに導入されている。
ASA事業に今回新たに参入する日本GCは、今秋を目処にスタートする予定の「オンライン景品サービス」のシステム構築などを担当。遊技客は店内に設置された専用端末を操作して賞品を選択したうえでレシートを発行、出玉レシートとともに景品カウンターで処理すれば、最短3日で自宅に賞品が届く。関係者によると景品数は最大10万アイテムを用意することが可能で、当初は約1000アイテムでスタートする予定という。