型式試験適合率 パチンコ、パチスロともに最低値を更新
遊技通信2022年10月4日
保通協がまとめた令和4年9月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前の月から7件減の17件で、適合率はマイナス6.5ポイントの20.5%だった。また、パチスロ機の適合数は14件で、前の月から3件の減少。適合率はマイナス1.4ポイントの15.7%まで下落した。パチンコの適合率は改正遊技機規則下での最低値で、パチスロも今年に入ってからの最低値を2カ月連続で更新している。
令和4年9月の型式試験実施状況は以下の通り。
◯パチンコ
受理件数80件、結果書交付83件、適合17件、不適合66件
◯回胴
受理件数85件、結果書交付89件、適合14件、不適合75件
一方、GLI Japanの令和4年9月における型式試験実施状況では、パチンコ機の結果書交付件数25件中、適合はわずか3件に留った。また、昨年9月から型式試験を開始し、12月から結果書の交付が始まったパチスロ機は9件の結果書が交付されたが、適合は3件だった。
◯パチンコ
受理件数27件、結果書交付25件、適合3件、不適合22件
◯回胴
受理件数11件、結果書交付9件、適合3件、不適合6件
保通協とGLI Japanを合わせた適合率は、パチンコは前の月から4.3ポイント減の18.5%、パチスロはほぼ横ばいの17.3%となり、ともに低調な水準での推移が続いている。