岡山県総会 千原理事長が4期目の再選
遊技通信2022年6月21日
岡山県遊協は6月16日、岡山市内のホテルグランヴィア岡山で2022年度の通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で千原行喜理事長の留任を承認した。千原理事長は4期目。
総会の冒頭、千原理事長は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響や新規則機への完全移行など、ホール経営を取り巻く環境の厳しさを示しながらも、いくつかの課題については関係機関との連携強化によって改善できる可能性を示唆。「経営環境は社会情勢とともに変化しているが、遊技業界が健全に発展していけるよう、今後も組合員の皆さんとともに各種施策に取り組んでいきたい」と挨拶を述べた。
来賓には岡山県警察本部生活安全部から小川実部長と同・岩本幸一生活安全企画課長が臨席した。席上、小川部長は防犯活動の協力に感謝する一方で、県内では遊技機の不正改造事犯や賞品の買取事犯、違法な広告宣伝など健全営業を阻害する事犯が散見されると指摘。特に依存問題についてはそれぞれの立場から各種対策を講じてほしいと要請した。また、岩本課長は、廃棄処理システム等を活用しての旧規則機の適正処理と、自己・家族申告プログラムを活用しての依存対策を要請。引き続き健全営業に資する各種取り組みを呼びかけた。
議案審議では上程5議案をすべて可決承認した。総会終了後には寄付金贈呈式が行われ、県遊協から日本赤十字社岡山支部、県青少年財団、県防犯協会へ総額300万円が、岡山市ぱちんこ業協会から県青少年財団と岡山市に対して総額110万円がそれぞれ寄付され、受領団体から感謝状が贈られた。