静岡県遊協総会 役員改選で冨田理事長が再任
遊技通信2022年6月8日
静岡県遊協は6月2日、静岡市のホテルグランヒルズ静岡で第61回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で冨田直樹理事長の再任を決めた。
総会冒頭の挨拶で冨田理事長は、「パチンコは人気機種も登場しているが、パチスロは発売されるほとんどの新機種が良い結果を残せていない。部材不足による機械販売の遅れやスマートパチンコ・スマートパチスロの登場によるコスト高への危機感もあり、閉塞感が強まっている」と述べた。
来賓には、静岡県警察本部生活安全部の加藤悟部長と全関東遊連の佐藤孔一会長が臨席し、加藤部長は「経過措置期間が終了して旧規則機の撤去を迅速かつ適切に対応したことで大きな混乱もなく移行が完了した」として業界の取組みを評価し、高齢者を狙った特殊詐欺事件が多発していることから、店内のポスターやサイネージを活用した注意喚起への協力を求めた。
令和4年度の運営方針については、昨年に続いて新型コロナウイルスの感染防止対策や依存問題への対応を最優先課題として推進し、業界の発展と社会的責任を果たすために組合員の団結を図っていく意向を示した。