三重県遊協がフリースクールに運営資金を寄贈
遊技通信2021年11月30日
目録を贈呈した権田清理事長(右)と三重シューレの石山佳秀代表
三重県遊協は11月25日、津市内の津ビルで同市内にあるフリースクール「三重シューレ」の運営資金の贈呈式を開催した。
県遊協では、社貢献活動の一環として平成15年から三重シューレの家賃補助を行っているほか、平成28年からは全額給付型の奨学金制度を発足させた。さらに、平成31年には飲料メーカーの協力を得て寄付金型自動販売機の設置・運用を開始。この9月の理事会では、コロナ禍の影響による店舗の廃業が相次ぐなど極めて厳しい経営環境が続いているが、「社会貢献の灯は消さない」として社会貢献活動を継続することをあらためて確認し、前年度同様の総額約650万円の支援を決議した。
贈呈式で権田清理事長から目録を贈呈された三重シューレの石山佳秀代表は、「フリースクールの活動は組合の支援によって充実させることができ、今年は認定こども園の認可取得に向け頑張っています。ここまで来れたのも組合の支援があったからこそ」と感謝の言葉を述べた。
寄付型自動販売機は、令和3年10月末現在で12台を設置。収益金の一部を三重シューレに寄贈しているほか、遊技業界以外でも設置を推進するための働きかけを行っている。また、今年行われたファン感謝デーの収益金からも35万2000円を拠出し、運営助成金として三重シューレに助成している。