SANKYO 1Q決算は減収減益、2Q以降に有力タイトルを投入
遊技日本2021年8月5日
SANKYOは8月5日、2022年3月期の第1四半期決算を公表した。それによると連結業績は、売上高109億32百円(前年同四半期比39.1%減)、営業利益7億68百万円(同79.5%減)、経常利益11億91百万円(同71.5%減)、純利益9億44百万円(同71.0%減)。当四半期は、新型コロナの影響や新規則機への入替需要などに鑑み、投入タイトルを少数に留めたことから、前年同四半期比では減収減益となった。第2四半期以降、新規則機への入替えが本格化することを見据え、有力タイトルを含めた多種多様な新機種投入により、ホールの需要を喚起していくという。
パチンコ機関連事業では、主にSANKYOブランドの「フィーバー革命機ヴァルヴレイヴ2」、ジェイビーブランドの「フィーバーパワフル」の2タイトルを販売し、売上高91億89百万円(前年同四半期比45.8%減)、営業利益19億81百万円(同63.4%減)、販売台数22,300台(前年同四半期は33千台)となった。
パチスロ機関連事業では、SANKYOブランドの「パチスロ マクロスデルタ」の1タイトルを販売し、売上高10億29百万円(前年同四半期比389.8%増)、営業損失3億38百万円(前年同四半期は7億円の営業損失)、販売台数は2,367台(前年同四半期は3百台)となった。
補給機器関連事業は、売上高6億円(前年同四半期比10.6%減)、営業損失22百万円(前年同四半期は22百万円の営業損失)。
2022年3月期の業績予想については、5月に公表された数値から変更はなく、パチンコ機15万4千台、パチスロ機3万台の販売を見込み、売上高730億円(前期比25.6%増)、営業利益89億円(同35.1%増)、経常利益96億円(28.2%増)、当期純利益66億円(同14.8%増)に回復する見通し。