平和が第2四半期決算を公表、遊技機販売は第3四半期から本格化
遊技日本2020年11月10日
平和は11月10日、2021年3月期の第2四半期決算を公表した。それによると売上高は前年同期比48.9%減の377億81百万円、営業損失46億80百万円(前年同期は営業利益135億50百万円)、経常損失46億94百万円(前年同期は経常利益135億32百万円)。遊技機販売は第3四半期から本格化させることにしたため、当第2四半期は販売台数が減少、前年同期を大幅に下回る減収減益となった。
遊技機事業では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により販売計画を再検討し、第3四半期から新機種の販売を本格化させることにしたため、当第2四半期では前期発売機種を中心に販売。その結果、販売台数はパチンコ機4千台(前年同期比40千台減)、パチスロ機3千台(同28千台減)となった。売上高は28億93百万円(前年同期比90.2%減)、営業損失57億95百万円(前年同期は営業利益79億46百万円)で、前年同期を大幅に下回った。
ゴルフ事業では、大きな台風被害が今期は発生しなかったことや来場者数の大幅な回復があったものの、第1四半期の業績の落ち込みを補うまでには至らず、スループレーの増加やコンペの中止などで顧客単価が低下したため、前年同期を下回ることとなった。売上高は前年同期比21.3%減の348億88百万円、営業利益は前年同期比65.8%減の24億60百万円。
なお、2021年3月期の連結業績予想については8月に公表した数値から変わらず、売上高1248億円(前期実績1445億73百万円)、営業利益69億円(同235億51百万円)、経常利益63億円(同232億78百万円)。遊技機事業では、パチンコ機78千台、パチスロ機52千台の販売を見込んでいる。