すべてを壊し、すべてを変えた、最強にして最高の一台。
アミューズメントジャパン2020年10月27日
昨年、『CR真・花の慶次2〜漆黒の衝撃』を多くのホールが追加導入し、コロナ禍で全国的に稼働が低下し始めるまで、稼働貢献90週を達成したことは記憶に新しい。同機はリユースシステム『ECOパチ』の対象機種だ。高稼働を長期間維持したのは、優れた機械性能はもとより、19万9000円という価格面から繋がるファン目線の運用も寄与している。
今年、ニューギンはホールの積極的支援のためECOパチに一層注力している。『PA CYBORG009 N‐X1』『P
Aうる星やつらN‐K』『PAガラスの仮面N‐K1』『PA真・怪獣王ゴジラNL‐K1』『P義風堂々!!~兼続と慶次~2N‐X』『PA戦国BASARA N‐5V1』と甘デジを次々リリース。さらに、コロナ禍でのホールの厳しい状況を踏まえ、価格も最安値で14万9000円と新規則機への入れ替えを進めやすくした。
高品位を追求した
ビッグコンテンツ
この取り組みはパチンコに留まらない。パチスロ新機種『S花の慶次〜武威〜』(EXCITE製)は、ニューギン初の分離筐体「リユニオン筐体」を採用。機種変更の際、筐体上部のみの面替えで済むため機械代を大幅に抑えることができる。
『花の慶次』は、ニューギンが誇るビッグコンテンツ。注目したいのは、分離筐体の投入にあたって価格面だけでなく、遊技機のクオリティを徹底的に追求していることだ。
新筐体は、19インチの大型液晶と容量48MBのVRAM、64GbitのCGROMを実装。美しい映像をスムーズに再生する。
コンセプトは「開発一新」。キャラクターデザインはもちろん、映像もすべて新規に制作。他では見られない演出で、パチンコファンのパチスロへの誘引も期待できる。
慶次シリーズ初となるセットストック型高純増(8・7枚/G)ストレートATを搭載。通常時の変化に富んだ演出や分かりやすいゲームフロー、上乗せ特化ゾーンの高揚感など、”慶次が慶次であるために“必要な要素をすべて兼ね備えた。今後撤去される旧規則機の高純増ATタイプの受皿としても大いに期待される。
コロナ禍の長期化でコスト抑制型ビジネスモデルへのシフトが急務になっている。ニューギンのこうした取り組みは、確実に業況回復の一助になっているようだ。