休業中こそ社員研修 ~教育訓練加算金のポイント
アミューズメントジャパン2020年5月11日
緊急事態宣言が続く地域では大多数のホールがまだ休業を続けています。残り少ない休業期間中にぜひ実施していただきたいことが、オンラインでの社員研修です。
国の施策として「働く人々を守る」ために、「雇用調整助成金」という制度があることはすでにご存じのことと思います。今回の新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、この制度に関して特例措置が出されたことも、ご存じの方が多いでしょう。今回はその特例措置については割愛し、「教育訓練加算金」に絞ってご説明します。
「教育訓練加算金」は、従業員を休ませるが、単に休ませるのではなく、せっかくの機会にスキルアップの機会として、教育訓練を積極的に行ってくださいという趣旨で、教育訓練を行った場合に、通常の助成額にプラスして出される加算金です。この制度は、特例措置以前の通常時の制度でもありました。しかし、今回の特例措置において、幾つかの変更点がありますが、その中で注目すべき3点を取り上げます。
1 加算金額が増額
通常は、1日あたり1200円ですが、特例措置では、中小企業は、2400円と倍額となりました(大企業は、1800円)。また、助成対象の上限日数(年間100人日)が、4月1日~6月30日においては、この上限日数の対象から除外されたこともあり、活用の幅が拡がりました。
2 学習形態についての緩和
これまでは
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