新型コロナに配慮した試み、ドライブインシアター
アミューズメントジャパン2020年5月8日
福岡や大分、宮崎など九州を中心にホール8店舗を展開する湖月(山口県下関市)は5月5日、地域貢献の一環として新型コロナウイルスの感染防止に配慮したドライブインシアターを、緊急事態宣言を受けて営業を自粛する『J湖月 延岡店』で開催。フィールズやKYORAKU、ニューギン、サミー、高尾などの業界関連企業のほかSANKOが協賛した。
ドライブインシアターは、駐車場に大きなスクリーンを配置し、車に乗ったまま映画を鑑賞するスタイル。外出自粛が続く近隣住民や従業員のストレス軽減を目的に実施した。
店舗駐車場には、幅11メートル高さ7メートルの巨大なスクリーンと、3Dホログラムディスプレイを設置。映画「ウルトラマンサーガ」を上映した。5日は子どもの日とあって子どもを連れた家族や店舗スタッフを乗せた車75台が来場して、約2時間の映画上映を楽しんだ。
映画を楽しんだ家族連れは、「外出自粛が続く中でのイベントだったので、子どもたちも嬉しそうだった。駐車した車の中からの鑑賞だったので、これなら感染の心配もない。5月末まで自粛が続くということなので、またこのような取り組みをしてほしい」と嬉しそうに話してくれた。
湖月では今後も新型コロナウイルスの感染防止に配慮した新たな試みを計画。エンターテインメント企業だからこその企画で、地域住民やスタッフを楽しませたいとしている。