千葉流通商が総会、新システム再開と会員増強に注力
遊技通信2019年6月29日
千葉県のホールに賞品を卸す商社で組織する一般社団法人 千葉県流通商防犯協力会は6月21日、千葉市内の三井ガーデンホテル千葉で定時総会を開催。役員改選で新理事長に立澤眞人氏を選任した。
冒頭に挨拶した高橋雄豪理事長は、今までのやり方をしていてはホールや問屋の減少に歯止めがかからないとして「早急に変わらなければならないことは何かといえば、賞品問題の解決だと思っている。この問題に対処するには、手数料制の導入しかないと考えている。三店方式の確立や賞品の価値、還流の問題を解決するには、千葉県遊協と協議を進めながら新賞品流通システムの再開を早期に進めなければ我々の業界は生き残れないと考えている。幸い県内の業界関係者からも再開を熱望する声が挙っている。業界の健全化のためにも前に進めていきたい」と述べた。
特別講話では、千葉県警察本部生活安全総務課の岩立順子課長補佐が県内の治安情勢など、同本部捜査第四課暴力団対策室の鵜殿幸治室長が県内の暴力団情勢について述べた。
議事の役員改選では新理事9名を選出。理事会で立澤眞人理事長を新任した。報告事項では事業推進重点として、防犯対策と暴排活動の推進、健全な経営活動と社会貢献における地位向上、新システムの再構築に向けた調査研究に加え、新規会員の加入促進を新たに追加した。また、総会では恒例の寄付金贈呈式が行われ、千葉県社会福祉協議会、千葉日報福祉事業団、千葉いのちの電話、千葉県帰性会の4団体に寄付金が贈られた。