日遊協が第30回通常総会、重点事項に依存問題対策の積極的推進など掲げる
遊技通信2019年6月22日
日遊協は6月18日、都内新宿のハイアットリージェンシー東京で第30回通常総会を開催し、今年度の重点推進事項として新時代にふさわしいビジネスモデルへの課題解決と推進、依存問題対策の積極的推進、消費税増税への対応などを掲げた。
会長挨拶では大久保正博副会長が庄司孝輝会長の挨拶を代読。現在の懸案である消費税引き上げ、新規則機の入替、依存問題対策、受動喫煙対策に触れ、新規則機の入替については特に6号機の適合率の低さが懸念されるとして「行うべきは行った上で、業界としての要望があれば声を一つにして声を上げていかねばならない」とし、「各団体が結束し、行政と緊密に連携をとり、この難局を乗り切っていかねばならない」と協力を求めた。
議事では上程案件をすべて可決。役員補充も行われ、新理事3氏の就任を承認した。また、総会では警察庁生活安全局保安課の山田好孝課長の行政講話、功労役員表彰式、第8回目となる遊技機アワードの表彰式も行われた。遊技機アワードは昨年度の導入機種で幅広く支持を得たと思われる機種を選考したもの。最優秀賞、特別賞、新規則チャレンジ賞、デザイン賞、稼働貢献賞、最多販売賞が発表され、最優秀賞にはパチンコ部門で「CRぱちんこ冬のソナタRemenber」(京楽産業.)、パチスロ部門で「パチスロディスクアップ」が選ばれた。
総会後の懇親会には関係団体から多数の来賓が出席。山田課長のほか、葉梨康弘衆議院議員、全日遊連の阿部恭久理事長、日工組の筒井公久理事長が祝辞を述べた。