茨城県遊協が通常総会、平文理事長を再選
遊技通信2019年6月19日
茨城県遊協は6月13日、水戸市内の水戸京成ホテルで通常総会を開催し、役員改選で平文暉朗理事長の再選を決めた。
総会の冒頭には永年勤続者表彰、および茨城新聞文化福祉事業団と茨城県社会福祉協議会に対する福祉基金贈呈が行われた。
挨拶で平文理事長は、業界を取り巻く環境が厳しい中でも多くの課題を直視すべきとした上で、国民から愛される産業として生き残るためには遊技客が安心して遊べる環境の必要性を強調。とりわけ子供の車内放置事故の根絶に向けて来店客への啓蒙と従業員巡回の指導強化を求めたのち「依存問題など多くの取り組みを引き続き推進していくが、ホール事業者の経営の安定も必要だ。組合員が連帯を強めて共存共栄することが地域から愛される道だと考えている。今後も協力と支援をお願いしたい」と述べた。
来賓には藤田幸久参議院議員、岡田広参議院議員らが出席。祝辞で藤田議員は国内の中小企業や働く世代を支援する必要性を述べ、岡田議員は地方の景気回復に向けて尽力する旨を語った。
議事では、依存問題への対応をはじめとする事業計画など全上程案件を可決承認。役員改選は指名推薦で行われ、承認された新理事と監事による理事会を経て現執行部の留任を決めた。
総会後の祝賀会には大井川和彦知事、葉梨康弘衆議院議員をはじめ、群馬、栃木、長野、福島の県遊協役員など多数来賓が出席した。