九遊連が第103回定時総会、依存問題対策を最優先課題に
遊技通信2019年6月13日
九遊連は6月5日、大分県大分市のiichiko総合文化センターで第103回定時総会を開催し、議事では依存問題への対応などを基本方針とする事業計画を決議した。
挨拶で岩下博明会長は「先月初めて依存問題啓発週間を設けるなど最優先課題として依存問題対策を進めているところだが、それに努力する以外に方法はない。九州各県が心をひとつにして、明るく楽しい大衆娯楽を提供できるよう協力をお願いしたい」と述べた。
また総会の来賓として出席した全日遊連の阿部恭久理事長が挨拶。「遊技人口の拡大を目指すにはホール営業者が先頭に立ち、お客様あっての大衆娯楽という認識のもと、原点に立ち戻ることが必要だと考えている」として、パチンコ・パチスロアドバイザー制度など依存問題対策の取り組み状況を説明したのち「昨年に引き続き依存問題対策を軸とし、遊技環境の改善に向けた取り組みを積極的に推進していく」と語った。
議事終了後は、大分市の佐藤樹一郎市長、大分県警察本部生活安全部の筒井啓祐部長ら特別来賓の出席のもと、社会福祉寄付金贈呈式が行われ、日本赤十字社大分県支部など4団体に浄財が贈られた。さらに総会後の祝賀会には来賓に大分県の広瀬勝貞知事が出席し、社会福祉振興基金として寄付金が贈呈された。