千葉県遊協が通常総会、役員改選で田中理事長が再選
遊技通信2019年6月13日
千葉県遊協は6月7日、千葉市内のホテルミラマーレで通常総会を開催した。
任期満了に伴う役員改選では新理事と新監事を選出し、総会後の理事会で田中幸也理事長を再任。副理事長に星山聖達氏、中村博之氏、佐藤公宣氏、月城孝一氏(新任)、長谷部進氏(新任)、金本武志氏(新任)とする執行部体制を決めた。
総会前には恒例の寄付金贈呈式が行われ、公益財団法人2団体への寄贈に加え、「夢まるふぁんど」として県内13の福祉支援施設・団体に寄付金が贈られた。
冒頭に挨拶した田中理事長は、今年度は依存問題への対応が求められる年になるとして、特にパチンコ・パチスロアドバイザー制度について「昨年度は1店舗3名の目標を達成した。依存問題対策を業界が遂行することが社会からの評価につながることを考慮し、積極的な参加をお願いしたい」と協力を求めた。また県内の店舗数が357店(今年3月末時点)と全盛期から半減している状況を示した上で「組合員が一丸となって問題解決していくことが、身近で手軽な大衆娯楽に立ち返り、ファンが安心して遊技できる環境づくりになると信じ、そして業界が存続できるものと考えている」と語った。
議事では上程案件をすべて可決承認し、依存問題対策を最重要課題とする事業計画を決議した。議事の後は来賓に千葉県警察本部から生活安全部の延澤加壽雄部長、同風俗保安課の鈴木和人管理官と定田考史課長補佐、刑事部組織犯罪対策本部捜査第四課の西村幸夫課長が出席。祝辞で延澤部長は「業界のさらなる健全化を図るため各種取り組みを確実に推進されるようお願いしたい」と述べた。