東北遊商総会、高橋理事長が5期目の再選
遊技通信2019年6月4日
東北遊技機商業協同組合は5月24日、仙台市内のホテルニュー水戸屋で第31回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で高橋一則理事長の再選を決めるなどした。
総会冒頭の挨拶で高橋理事長は、検定・認定書類や確認証紙の発行事業が低迷したことに触れ、「想定していたことだが、一定水準を保てたのは各社のたゆまぬ営業の成果だと思う。今年も厳しい状況下にあるが、相互扶助の精神を強く意識し、組合員の地位向上につながる各種活動を積極的に推進していきたい」と述べた。
議案審議では上程案件すべてを可決承認した。事業報告によると、平成30年度の中古遊技機の取扱数は検定書類4万5,091件(前年比9,534件減)、認定書類ゼロ件(4万4,553件減)、確認証紙の発行枚数は検定機が6万4,313枚(2万1,342枚減)、認定機がゼロ枚(11万6,300枚減)だった。また事業報告では、継続して行っている東北6県の児童養護施設に対する寄付を今回も中部遊商の賛同を得て実施したほか、広瀬川清掃活動や献血、災害ボランティア活動など各種社会貢献活動を実施したことなどが報告された。
任期満了に伴う役員改選では、理事12名、監事2名の新役員を選出。総会後に開催した理事会で、高橋理事長の5期目となる再選を決めたほか、副理事長に柳漢成氏、桜井真氏、専務理事に杉本信夫氏、常務理事に永山恵治氏を選出した。
総会後の懇親会には東北6県の県遊協関係者が多数臨席。代表して岩手県遊協の工藤嘉理事長と秋田県遊協の松岡信吉理事長が挨拶を行った。