北電子×Gナスカ、共同で展示会&セミナー
グリーンべると2018年9月7日
グローリーナスカと北電子は9月6日、東京スカイツリー イーストタワーで共同開催による展示会&セミナー「INNOVATIVE SOLUTION FAIR 2018」を開催した。
今回の合同展示会&セミナーは昨年秋の開催に続き2回目。特設会場では、両社で共同開発し、2017年に発表した次世代型マーケティングシステム『遊動分析(全国版)』をはじめ、北電子は全国集計サービス『K-TACs』、『J-TACs』、グローリーナスカは新型賞品保管機『JK-500』を展示。多くのホール関係者が駆けつけた。
またセミナーではパチンコビレッジの村岡裕之代表が、年末年始の新機種動向について講義。規則改正後の遊技機に係る規則の変更点、今年上半期のパチンコ、パチスロの新規種販売実績のまとめ、年末年始に登場予定の新機種情報などを詳解した。
続いてグローリーナスカ・営業推進室の堀金泰陽サブマネージャーが登壇し『遊動分析』を使った新しいデータ指標(回転率、遊動アウト、勝ち率)から導き出される新台評価分析を紹介。これらの指標分析により、新台の評価を早期に行える点や、勝ち率(顧客の勝ち指数)が機種育成における重要指標になると述べた。
開催に先立ち行われた合同記者発表会で、グローリーナスカの井寄義孝社長は「『遊動分析 全国版』は、遊動分析加盟店様のデータを集約して、全国平均として配信するサービスで、営業戦略上の指標として活用頂けると考えている。また、弊社が長年に渡りシェアのトップを維持している賞品保管機の新製品『JK-500』は従来のカセット方式を改め、ケースをダイレクトにセットする方式を採用し、究極の省力化を実現した。これからも状況に応じて北電子様と手を取り合いながら、ホール様の要望に沿った形で課題を解決する製品、サービスを提供していきたい」と『遊動分析』の発展系となる『全国版』と『JK-500』をPRした。
北電子の小林優副社長は「少しずつではあるが、グローリーナスカ様との業務提携の効果が現れていると感じている。おかげさまで弊社のホールコンピュータシステムの設置店舗数は2,000店舗を超えることができた。本日はそのデータを裏付けとした新たな指標データとなる『K-TACs』、『J-TACs』を来場者の皆様にご覧いただきたい。両製品の正式リリースは年末以降となるが、ホール様の営業支援に役立てるよう開発を続けていきたい。グローリーナスカ様と開発、販売の両面で協力体制を強化し、両社の持つ強みを活かしながらホール様へ提案を続けいていきたい」と業務提携後の手応えと、新サービスのリリースに期待を込めた。
2社共同のセミナー&展示会は9月11日に大阪、20日に福岡でも開催される。