『eバイオハザード6』アンケート実施 ホールが期待するスペックとは?|フィールズ
アミューズメントジャパン2026年4月27日
フィールズが販売する『eバイオハザード6』(七匠)が5月11日から全国のホールに導入予定。“スペック変異システム”という業界初の新システムを搭載した本機のスペックについて、同社がホールにアンケートを実施した。
『eバイオハザード6』は、新システム“スペック変異システム”で3つのスペックを遊技することが可能。スペックは、ノーマル(図柄揃い確率約1/159、RUSH成功期待度約27%)、エリート(図柄揃い確率約1/299、RUSH成功期待度約50%)、プロフェッショナル(図柄揃い確率???、RUSH成功期待度約99%)を搭載した。右打ちでゲートに1玉通過させるだけ(※)でスペックの変更ができるため、ユーザーは好みのスペックで遊技できる。
※ラムクリア時は大当たり後1回転させないとモード変異できない
RUSH性能は3スペック共通。大当たり後に突入するRUSH「HAZARD RUSH EXPLOSION」は継続率約80%(※)、RUSH中の図柄揃い時は平均払い出し個数約2400個、最大7500個(※7500個=1500個×5個)という強力な出玉性能を誇る。
※ST140回の継続率約77%とVストック確率約13%の合算値
大型店ほど「プロフェッショナル」に期待
店舗規模別で見解が分かれる
そんな同機の販売時期に、フィールズが「どのスペックに期待するか」についてアンケートを実施。全国のホール883軒から回答があった。
アンケートでは、「プロフェッショナルに期待する」が最も多く370票、次いで「ノーマルに期待する」が308票、「エリートに期待する」と回答したのは205票という結果に。ミドルタイプでLT突入率50%の王道スペックよりも、「初当たりが軽い」もしくは「当たればLT突入濃厚」という対照的なスペックが求められていることがわかった。
店舗規模「300台未満」、「300台から699台」、「700台以上」で見てみると、その考え方は規模別で異なるようだ。
「300台未満」の回答では「ノーマル」を支持するホールは51.0%と最も多かった。逆に「700台以上」の回答で最も多かったのは「プロフェッショナル」で53.5%が支持。どちらも回答者の半数以上が支持しているという集計結果だった。
「300~699台」の回答で最も多かったのは「ノーマル」で39.5%、次いで「プロフェッショナル」が35.9%と、「300台未満」「700台以上」のホールほど意見に差は開いていなかった。
これを見ると、店舗規模が大きいほど「当たればLT突入濃厚」という一撃性に期待していることがわかる。「初当たりは軽いがLTの入口が狭い」というスペックの機種が少しずつ増えてきた中で、『eバイオハザード6』にはハイミドルタイプと同じ役割を求めているようだ。
ある1000台規模のホール店長に話を聞くと、「朝から来店されるお客様はパチスロユーザーが多いのが現状。パチンコは朝から遊んでもらうというよりは、短時間勝負で一発を狙う、パチスロでダメだった分を取り戻す、という方が多く見られる。もちろん遊技方法は周知する予定だが、『ノーマル』や『エリート』で長時間遊技するという方よりも、『プロフェッショナル』の初当たりですべてが決まるという方が多いと思われるため、ハイミドルと同じ扱いで導入する」と話す。設置場所もハイミドルタイプの島に多台数導入する予定だという。
一方で、「300~699台」「700台以上」のホールで最も低かったのは「エリート」。「300台未満」のホールで最も低かったのは「プロフェッショナル」の19.6%だった。
なぜ小規模店では「ノーマル」が多いのか。それは機種のバリエーションや客層に違いがあると考えられる。限られた台数で定番機やハイミドルスペック、ライトスペックが大半を占める中、「ライトミドルスペックでも勝負できる機種」の設置台数を増やしたいという意図があるように感じる。
また来店や取材などを活用し、広域から若年層を集客する大型店と比較して、小規模店は足繁く通う固定客がメインだろう。朝からLT突入に特化したスペックを遊技するよりも、軽い初当たりで期待感を途切らせずにチャンスを狙うという遊び方を勧めるホールは多いのかもしれない。大型店よりも来店客が選べる機種の選択肢が限られる中で、常連客にパチンコの新しい遊び方を提案できる機種として期待しているホールもあるだろう。
とは言え、ユーザーが好みのスペックで遊技できるのが本機最大の特徴。それぞれのホールがどのように訴求し、高稼働を維持するための対策を練るか、またユーザーはどのスペック帯を好んで遊技するのか、5月11日からの導入に注目だ。
文=アミューズメントジャパン編集部