子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会に参加｜全商協
アミューズメントジャパン2025年12月16日
全商協及び全商協所属の地区遊商は、11月23日に開催されたNPO法人児童虐待防止全国ネットワークが主催する「第23回 子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会」に参加。会場となった東京都中央区の『銀座ブロッサム』からは、中村会長及び東遊商の社会貢献委員会の委員を中心に約60人が参加した。
「市民集会」の冒頭では、主催者を代表して同ネットワーク理事長の川松亮氏が挨拶。第1部では2024年の１年間に虐待などで亡くなった32の事例と45人の子どもたちの名前が死に至った状況と共に読み上げられた。続いて参加者全員で子どもたちに黙祷を捧げたのち、作曲家でサックス奏者の小林洋平氏とオーケストラの方々による鎮魂の演奏が行われた。
第2部では、「子育ち・家族支援のていねいさと虐待防止」をテーマに、一般社団法人家族・保育デザイン研究所代表理事の汐見稔幸氏が講演。保育園における死亡事例の詳細や、虐待された子どもがその後どのように育っていったのかなど、両親から受けた虐待の実態が語られ、どうすれば虐待を防止できるかについて話が及んだ。
講演終了後は第3部の「鎮魂の行進」。銀座ブロッサムから日比谷公園まで行進し、児童虐待のない社会になるようにオレンジリボン活動への協力を一般市民に訴えた。
各地区遊商では今回の市民集会への支援を目的として、オレンジリボンマークの入ったクリアファイルやボールペン等の支援グッズを合計105万2,860円分を購入し、各地域での社会貢献活動等の際に配布。オレンジリボン運動の活動を広く広報した。
文＝アミューズメントジャパン編集部
