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京都府遊協が通常総会、杉本理事長「未加盟店舗への働きかけを強化、組合加盟率100%を目指す」  遊技日本2026年6月1日

京都府遊協は5月29日、京都市上京区の京都ブライトンホテルにて第62期通常総会を開催。併せて京遊連第74回通常総会及び京遊防第40回通常総会も開催された。総会では全5議案が審議され、すべて原案通り可決承認された。

冒頭の挨拶で杉本潤明理事長は就任からの1年間を振り返り、「組合に関わる皆様と直接お会いし、お互いの気持ちを理解し合うことを大切にしてきた。今後も現場に足を運ぶとともに、SNSなども通じて気軽に意見を交わし、皆様と共に組合を作っていきたい」とコミュニケーションの重要性を強調した。さらに、この1年間の大きな取り組みとして組合への加盟ハードルを大幅に引き下げた(1店舗あたり100万円への改定)ことに触れ、「行政や全国組織に対する団体交渉のメリットは全店舗に波及する。全店舗が加入して初めて、組合としての真の意義がある」と説明。府内108店舗のうち、未加盟である9店舗に対しても自ら足を運び、加盟率100%を目指す強い意気込みを語った。

また、公益財団法人京遊連社会福祉基金の理事長に就任したことを報告するとともに、全国組織(全日遊連)との連携についても言及し、「京都と全国の橋渡し役として、皆様により分かりやすく情報をお伝えしていきたい」と今後の展望を述べた。最後に、業界における広告宣伝等のルール遵守について触れ、「他業種の自由なキャンペーンなどを目にして息苦しさを感じることもあるかもしれないが、まずは決められたルールをしっかりと守り抜くことが、将来的に『業界としてこういうことをしたい』と交渉するための土台になる。同じ業界のチーム、仲間として、共に話し合いながら前進したい」と呼びかけ、組合の一致団結を訴えた。

議案審議では、事業報告など上程された5議案をすべて原案通り可決。令和8年度事業計画では、「パチンコ・パチスロ依存問題対策の推進」「地域に必要な存在としての社会貢献活動の推進」などの他、「子ども虐待防止の取組推進」や「業界における障がい者雇用の促進」など全11項目を継続的重点推進事項に掲げた。

続いて、京都府の西脇隆俊知事の祝辞を京都府健康福祉部の南部慎一副部長が代読。社会福祉施設の設備整備や犯罪被害者等の生活再建支援に向けた毎年の多額の寄付、さらに全国車いす駅伝競走大会への協賛など、長年にわたる多大な貢献に改めて謝意が示された。その上で「今後とも身近で手軽な大衆娯楽として地域に愛され、多くの方の信頼と支持を得て、業界のみならず地域社会全体の発展にご貢献いただくことを期待申し上げる」と大きな期待を寄せた。さらに、人口減少やAIによる技術革新など社会が大きく変化している時代背景に触れ、「これまで築き上げてきた人と人との絆や信頼関係を大切にする『温かい京都』を基盤に“安心・励み・輝き”の3つをキーワードとして、子どもからお年寄りまで誰もがワクワクする京都を次世代へ受け継いでいきたい」と読み上げ、協力を呼びかけた。

続いて、京都府警察本部生活安全部の洞修司生活安全部長が登壇。「政府の重要施策であるオンラインカジノ対策や、府警が推進する防犯情報メールへの登録推奨、盗撮防止ポスターの掲示など、警察行政に対する多大なる協力と継続的な社会福祉活動への寄付に厚く御礼申し上げる。少子高齢化など社会構造が変化する中にあっても、業界の自主的な取り組みとして広告宣伝の各種ガイドライン策定や、自己・家族申告プログラムの利用促進を通じた依存問題対策などを精力的に進めていただいている。引き続き、皆様のリーダーシップのもと、広く府民に憩いと潤いの場を提供する健全なレジャーとしての『あるべき姿』を追求していただきたい」と祝辞を述べた。

また総会では、社会福祉の重要性を深く認識し多額の寄付を行ったとして、公益財団法人京遊連社会福祉基金に対し、京都府より感謝状が贈られた。総会終了後には懇親会も盛大に開催された。

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